人とテクノロジーの力でお客様と社会の変革を実現すべく、システムインテグレーターとして存在感を発揮し続けている株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)。そのなかでもコミュニケーションIT事業部(以下、CIT事業部)は、電通グループ向けの基幹システム開発だけでなく、あらゆる業界の企業に向けたシステムの構築から運用に至るサービスを提供しています。同事業部だからこそ得られる経験や身につくスキルについて、3名のメンバーにお話を伺いました。
コミュニケーションIT事業部 基幹ビジネスユニット データソリューション開発部 部長/T
はじめに、CIT事業部と基幹ビジネスユニットの役割を教えてください。
CIT事業部の前身は、会社設立から10年ほど経過した頃に電通グループのIT全般の開発保守を担当する事業部として発足しました。そのため私が入社した2002年当時は、受注案件のほぼ100%が電通グループのシステムという事業部でした。
しかし直近10年くらいは、電通グループに属さない企業との取引も増え、今では売上構成比率もそれぞれ5割程度で分け合っています。ISIDには業種に特化することで高い競争力を持つ事業部もありますが、CIT事業部はお客様の業種業態を問わないことが最大の特徴です。
私の所属する基幹ビジネスユニットは、事業部内で3つに分かれている技術ユニットのなかの1つで、電通グループの会計システムや広告メディアビジネスを支える基幹業務システムの開発と保守運用を行っています。また、電通グループ以外の企業向けに、私たちが長年培ってきたシステム開発ノウハウと最新のテクノロジーを実装する技術力を生かした基幹業務システムを提供しています。
基幹ビジネスユニットとしての事業フェーズや今後の展望をお聞かせください。
私が担当している広告・TV関係では、クラウドや最新テクノロジーを用いて古い基幹システムを最適にリニューアルし、お客様がさらに効率よく仕事ができるようにするためのサポートや提案を活発に行っています。また、こうした業務全体におよぶリニューアルは会計システムの領域でも実施しています。
使い勝手がよく業務を高効率で回せる品質のいいシステムを私たちが付加価値として提供することで、電通グループ全体の事業推進を包括的にサポートする存在を目指しています。
現在ISIDには長期経営ビジョン「Vision 2030」達成に向け、現中期経営計画においても大きな目標を掲げています。2024年度は売上高1,500億円を目指しており、ビジネス規模は拡大フェーズにあります。
その背景には、ここ数年で電通グループはもちろん、一般的な事業会社においても「システム」がより重要性を増していることへの理解や危機感、投資が必要な分野であることへの認識が広がり、私たちへご相談をいただく機会が増加している事実があります。一部のお客様にはプロジェクト化をお待ちいただくこともあるので、ぜひ新たな仲間と共に多くのお客様により早く・よいものをお届けできるようにしたいですね。
基幹ビジネスユニットのプロジェクトマネージャー(以下、PM)だからこそ得られる経験や、築けるキャリアを教えてください。
電通グループの優秀でユーモアがある人たちと一緒にディスカッションしながらプロジェクトを推進できることの醍醐味は大きいでしょう。私自身もコミュニケーション力が鍛えられている実感があります。また電通グループ以外のお客様もコミュニケーションのエキスパートが多いので、そこに対していかに分かりやすく要件などを伝えていくかを追求すると、PMとして一段も二段も上にいけると思います。
また、自分が望むキャリアを築きやすい環境もあります。前述した通り、基幹ビジネスユニットでは業界にとらわれない仕事もできます。私は広告・TV関係がメインですが、アーキテクトやインフラ、会計・人事などの業務系、自分が一番力を発揮できる役割やフィールドを探して、専門性を確立していけるのです。
ISIDは積極性と個性および柔軟性を重視する社風なので、ある程度の経験を積んでいることが前提にはなりますが、「こういう領域をやりたい」と手を挙げれば、その意思をくんだアサインが可能です。日々、1on1でのコミュニケーションやテックブログなどでの自己発信を通じて、得意領域を積極的にアピールしてもらえたらと思います。
Tさんはマネージャーとして、どんな方に来てもらいたいですか。
さまざまな課題に対して、めげずに根気強く取り組める方ですね。自分から社内外の情報をキャッチアップして、コーディネートしていってくれると心強いです。円滑なプロジェクトの推進には、お客様とのコミュニケーションが欠かせないため、会話のなかで課題の本質を見抜くのが得意な方もフィットすると思います。
実際、活躍しているメンバーはそのようなマインドやスキルを持った方が多く、自ら積極的に創意工夫できる人が多いです。新しいことに取り組むときは、必要な技術を調べて、それをどのように自分たちのプロジェクトに当てはめられるかを検討・工夫しています。
また、プロジェクトに参画している技術メンバーたちから課題を聞き取り、その解決策を検討し、提案するのもPMの重要な役割です。丁寧にコミュニケーションをとり、常に目の前をクリアにする努力をしながらプロジェクトを推進してもらいたいですね。
コミュニケーションIT事業部 戦略ビジネスユニット 戦略ソリューション部 部長/U
戦略ビジネスユニットの組織概要についてお聞かせください。
戦略ビジネスユニットは、CIT事業部のなかでも特にお客様企業との長期的なビジネスを広げていくために立ち上げられた部署です。コンサルティングやソフトウエアの運用保守などを提供しており、CIT事業部のビジネスの柱の1つになっていくことを目指しています。
例えば私のチームでは、2020年に電通グループの新会社設立において、会社の立ち上げから同社のシステム構築、運用までを全面的に担当しています。従来のシステムインテグレーター(SI)の領域にとどまらず、イチから一緒に会社を作り上げていくような感覚で非常にやりがいがありましたし、部署としても毎年の売り上げ予測を立てやすくなりました。その他にも、大手製造業におけるECサイト構築やシステム開発を、電通グループ各社と協力してその運用まで担っています。
戦略ビジネスユニットの事業は、SIの領域にとどまらない「モノや仕組みづくりのプロ」としてお客様に深く入り込み、関係性を構築していくものです。立ち位置の性質上、お客様からまだシステム開発に落ちる前の企画も固まっていない段階でご相談をいただくことが多いので、ビジネスやサービスをお客様と一緒に作り上げていく工程を経験できるのが大きな特徴ですね。
戦略ビジネスユニットの今後の展望や注力していきたいことをお聞かせください。
前述した新会社設立のように、多角的・継続的に企業を支援できるような案件をさらに増やしていきたいですね。社内向けの業務システムであればどのような業種でも一定の汎用性があるので、積極的に新規開拓していきたいと考えています。
同時にチームのメンバーを増やし、多くの案件を受けられる体制を整えたいです。今はチームを分けていますが、そのなかで流動性を高めていき、一人一人がいろいろな案件を経験して、スキルを高め成長していける環境を構築していきたいと思っています。
戦略ビジネスユニットのPMだからこそ得られる経験や、身につくスキルを教えてください。
お客様と深く長く付き合うので、さまざまな階層の人と話す機会があるのは得難い経験になると思います。相手によって伝えるべき・引き出すべき内容が変わるので、知識や柔軟性が求められますし、コミュニケーション力が鍛えられますね。
またPMに与えられる裁量が大きいことも特徴です。プロジェクトで新しい技術を採用したいときも、お客様の納得が得られ、かつ社内レビューを経て問題がなければ採用可能です。実際、これまでになかったような技術やソリューションを積極的に採用しているプロジェクトが多数あります。
一方で、「何でも一人で進めなくてはいけない」というわけではありません。チーム内で話し合うだけでなく、他の部署に相談することも可能です。ISIDは部署間の協力が活発で、人とのつながりを大事にする文化があります。
持っている情報を共有したり、「○○さんの知識を生かしたいので、ぜひプロジェクトに参画してほしい」と依頼したりすることが日常的にあります。これから入る方にも、遠慮せずいろいろな人と交流を持って、ご自身の知見をさまざまなプロジェクトに生かしていただけたらと思います。
Uさんがマネージャーとして求める人物像を教えてください。
チャレンジしたい人、柔軟な考え方を持って動ける人ですね。経験やスキルももちろん大切ですが、それ以上に見ているのが人柄で、好奇心を持って前向きに挑戦したいマインドがあるか、コミュニケーションを大事にしているかを見るようにしています。
戦略ビジネスユニットでは、事業部内でさらに存在感を高めるべく、これまでとは違うやり方にも果敢に挑戦しています。新しいことに取り組みながらいろいろな人とつながりを持って働きたいという方と、ぜひお話ができたらと思います。
コミュニケーションIT事業部 SIビジネスユニット部 ITソリューション部/H
Hさんは2018年にキャリア入社されたそうですが、現在の担当業務を教えてください。
私は保険会社のお客様の経営課題や社会課題を解決するソリューションを提供するプロジェクトにプロジェクトマネージャーとして参画しています。現在は、スマートフォンを利用した健康管理アプリの開発・運用を手がけています。
このアプリでは健康診断の結果を取り込み、それに基づいて生活習慣改善のためのパーソナライズされたアドバイスが受けられます。さらに、スマートフォンのセンサーを活用して歩数を記録するなど、健康増進のためのさまざまな機能を提供しています。健康診断の結果とアプリ上の活動履歴を定期的に分析することで、ユーザーの健康状態との関連性を評価し、日々改善に取り組んでいます。
業務を通じて感じる、CIT事業部でPMとして働くやりがいや魅力をお聞かせください。
ありがたいことにプライム案件として担当させていただけることが多いので、実務担当者と直接対話をしながら、お客様と共に課題を特定し、解決を目指すことができるのが非常にやりがいを感じる点です。
さらに、案件を経験するたびに自らの成長を実感できるのも魅力の一つです。弊社は各社員の潜在能力をしっかりと評価し、それに基づいてプロジェクトのアサインをしてくれているように感じています。つまり、現在の能力では解決が難しい仕事がアサインされることもよくあります。
この壁に直面したときに、自分の能力とのギャップをどう埋めるかを各々が模索し、実行に移して成長につなげているのです。たとえその壁を越えるのが困難だったとしても、周囲の社員からのサポートを受けられるので、思い切って挑戦することができる環境だと思います。
ISIDには何でも気軽に相談できる風土もあり、日々助けられています。例えば私は今、Salesforceを扱った提案を検討しているのですが、提案内容の精度を高めるために社内の有識者に相談しているところです。一人だけでは難しい課題も仲間と協力して乗り越えられ、互いに助け合うことで成長が加速していると強く感じています。
前職は同業他社にて、ソリューションやシステム開発に携わっていたそうですが、CIT事業部で新たに得た経験や身につけたスキルなどを教えてください。
前職ではコーディングやテストなどの工程を担当しており、実際に書いたコードを動かすミドルウエアやインフラといった部分は、あまり経験してきませんでした。そんななか、ISIDでの最初の案件では開発チームの「リーダー」としてアサインされました。
当時の自分には開発チームを率いる管理能力も、システムを構築するための技術的な知識もまったく足りていなかったのですが、上司が全面的にサポートしてくれていたおかげで、大きなトラブルもなくやり遂げることができました。
この案件では自分の現状と理想とのギャップを正しく認識し、それを少しずつ埋めていくよう努力していったことで成長を実感できましたね。最初は不安や戸惑いもあったのですが、多くの人のサポートを受けながらがむしゃらにやり遂げたからこそ、今の自分があります。
また、業務と並行してAWSの認定資格も取得するなどして、今ではPM兼アーキテクトとしても働けていることが自分自身にとって大きな成長です。お客様が抱える課題を正しく把握して解決に導くためには、システム全体を俯瞰して捉えることのできるシステムアーキテクトとしての能力が必要だと考えます。
今後、Hさんがチャレンジしたいことやより注力していきたいことをお聞かせください。
今、SIビジネスはOpenAI社の「ChatGPT」などの登場により大きな転換期を迎えています。これまで我々が必死になって解決してきた課題を、AIがほんの数分で解決してくれるようなシチュエーションも増えてきました。
今後SIとしての仕事を続けていくためには、これらのAIを使う側に回らなくてはなりません。AI時代の当事者になるためには、計画的な学習が必要ですから、私自身もこの数年でAIに関する知識を習得し、認定資格を取得するなどしました。
今後は、社内SNSなどで情報発信などを行い、社内にAIに強いエンジニアを増やしていくことにも貢献したいと考えています。そして日々の業務でも、AIの導入を提案していくなど、新たな価値を提供していきたいですね。
※出典:ビズリーチ 公募ページ「株式会社電通国際情報サービス」(2023年11月2日公開)より転載