裁量のある環境で自らを高め、プロジェクトを率いる人材に

株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)のなかでもエンタープライズ向けの大規模システム開発プロジェクトを手がけ、お客様の「ITパートナー」という使命を担っているエンタープライズIT事業部(以下、EIT事業部)。同部では、システム企画・提案の最上流から入りチームを率いる、プロジェクトマネージャー(PM)やプロジェクトリーダー(PL)の採用を強化しています。ビジネスの特徴や、同部だからこそ得られる経験などについて、3名のメンバーにお話を伺いました。

お客様と長期的なリレーションシップを築き、課題解決をサポート

エンタープライズIT事業部 技術ユニット EITコンサルティング3部 部長/K

はじめに、EIT事業部が手がける事業領域と強みをお聞かせください。

EIT事業部の事業領域は、基幹系のシステム(SoR)から、エンゲージメントのためのシステム(SoE)、データマネジメント(SoI)まで、幅広い範囲に及びます。事業部内ではコンサルティング部隊、アーキテクト部隊、システムインテグレーション(SI)部隊を抱えており、これら3つが連携してお客様へ課題解決に向けたご提案をしています。

なかでもSIにおいては、特定のソリューションのみを活用するのではなく、お客様に合わせてさまざまなソリューションを組み合わせてシステム構築を推進していく、プロジェクトマネジメントを中心としたビジネスを展開しています。

他社SIerとの差別化を図る意図もあり、当社では早い段階からローコード開発に着目してきました。従来のスクラッチ開発ではコストやスピード感にどうしても限界があるため、Webアプリケーションやモバイルのネーティブアプリケーションを視覚的に開発できる「OutSystems」を採用し、効率的かつスピーディーな開発を実現しています。

今でこそローコード開発は主流になりつつありますが、当社がローコード開発に着目したのは2018年のことでした。周囲に先駆けて、いち早くローコード開発を取り入れ、大規模に推進してきた実績があります。

ローコード開発に限らず、当事業部では新しい技術の導入にも意欲的に取り組んでいます。毎年予算枠を確保して、クラウド系のサービスや生成AIなど最新のトレンド技術をキャッチするために常にアンテナを張り、新技術を活用するための研究開発を行っています。

EIT事業部の現在のフェーズと、業界をとりまく市況感を教えてください。

EIT事業部はお客様と長期的なリレーションを築き、システムのサイクル全般を提案型で提供することをミッションとしています。ISIDがSIビジネスを開始してから約40年がたち、長期にわたって支援してきたお客様が増えていく一方、新規顧客の開拓があまり進んでいない状況が続いていました。そうした現状を打破すべく、組織やマインドの改善を行い、新しいお客様への提案も積極的に行っているのが現在のフェーズです。

例えば、従来当事業部ではプロジェクトメンバーがお客様先に常駐してきたため、1人分のリソースをまるまる1社に割いていました。この体制のままではリソースに余剰が生まれず、新規顧客の獲得は難しいため、1人が複数社を担当できる形に徐々にシフトしてきた経緯があります。

タイミングを同じくしてコロナ禍に入り、全面的にリモートワークにシフトしたことも相まって常駐型プロジェクトも見直されるようになりました。こうした取り組みから良い意味でメンバーの流動性が高まり、リソースを創出できたことで新規提案を仕掛けることができ、顧客の獲得も進みました。メンバーにとっても、複数のお客様を担当できることで業務へのモチベーションが向上したようです。

また、以前はスクラッチ開発が主流でしたが、近年では製品やソリューションを導入して開発コストを下げていくのが業界の流れです。さまざまなソリューションを組み込む複合型のプロジェクトが求められているなかで、われわれもその流れに積極的に乗り、仕事の進め方を変えていきたいと考えています。

提案からシステムの開発・運用までやり抜ける人材が活躍できる

EIT事業部として今後見据える事業展開や、それに伴いどんな人材を求めているかをお聞かせください。

長期的なリレーションシップを構築しお客様に寄り添う姿勢はそのままに、今後も引き続き新規のお客様を増やすことに注力していきます。もう1つ、競合優位性を獲得するためにも、今後は少し業界を絞って業界特化型の知見を蓄積していきたいと考えています。

そうしたなか、企画提案からシステムの開発、運用までを一気通貫でやり抜きたいという思いを持っている方、常に新しい技術やソリューションにアンテナを張って、お客様の課題解決に挑戦しようというマインドを持った方にぜひ参画していただきたいと思っています。

これまでプライムベンダーでPMやPLの経験をされてきた方はもちろん、2次請け、3次請けとして開発の要件定義から設計、運用・保守まで一連のプロセスを経験したことのある方、プライムベンダーの動きを常に意識し、エンジニアリングプロセスに取り組んでこられた方であれば、入社後すぐにご活躍いただけるでしょう。

お客様と長期的なリレーションを保つうえでは、コミュニケーション能力も求められます。社内外のメンバーを巻き込んで、対話をベースにプロジェクトに取り組める方と共に、業界を牽引していければと考えています。

パートナーに選ばれるため、お客様以上にお客様の業務に詳しくなる

エンタープライズIT事業部 技術ユニット EITコンサルティング5部/O

Oさんの現在の担当業務についてお聞かせください。

私が現在担当しているプロジェクトは2つあります。1つは大手住宅メーカーでの、営業支援ツールやマーケティングツールの導入支援です。一例を挙げると、「Salesforce」を導入し、営業担当者がどこでどういった営業活動をしているか、どのような活動の結果成約に至ったかなど、データ分析をして成功要因、失敗要因を探る支援を行っています。

もう1つが、大手旅行会社の案件です。グループ会社が運営する大規模コールセンター向けにCRMを構築するプロジェクトを中心に、社内のFAQサイトの立ち上げや、ホテルやレストランのデータベース管理なども行っています。

プロジェクトメンバーは、前者が10名ほど、後者が5名ほどで、私はPMとして契約周りから導入フェーズまで、お客様と幅広く関わっています。メンバーに対しては、お客様からの要望や課題を整理してタスクを振り分けたり、それぞれの進捗を管理したりしています。

EIT事業部では、お客様と長期間にわたり関係を築き、深く・広くサポートしています。なかには5年、10年とお付き合いのあるお客様もいるので、これまでに導入したシステムの安定稼働に加え、新たな提案も行うことで、さらなる価値を感じていただけるよう活動しています。

EIT事業部でPMとして働くやりがいや魅力についてお聞かせください。

私たちは、時にはお客様以上に詳しくなるといっても過言ではないほど、お客様の業務に深く向き合います。そのうえでお客様の課題を解決するための提案を行い、ビジネスに貢献できることにやりがいを感じますね。ともに歩むパートナーになるために、お客様の業務の理解は欠かせません。並みいるSIerのなかで、ISIDとしていかに存在感を示していくかは、常に意識しているところです。

もう1つ、ISIDのプロジェクトチームは、人海戦術ではなく、少数精鋭の布陣をとることが多いです。一人一人がプロフェッショナルという意識を持ち、提案から導入、運用まで、全体の工程を一気通貫で裁量と責任を持って担当できる点は非常に魅力的だと感じています。

PMとして力を発揮しやすい環境で経験・知見を身につけられる

EIT事業部だからこそ得られる経験には、どのようなものがあるでしょうか。

私は前職で2次請けの案件を担当することが多く、「プライムで1部上場企業とコンペをしているようなSIerで切磋琢磨したい」と考え、ISIDに転職を決めました。

実際にISIDに入社して長期にわたってお客様に伴走するなかで、自分自身の成長を実感しています。例えば、お客様の要望に対して適切なソリューションを探し、導入する過程では、初めて触れるSaaSや技術もあります。それらを1~2週間でキャッチアップして、お客様の課題解決に適した使い方を提案するのですが、毎回トライ&エラーの繰り返しです。プロジェクト管理手法についても、従来のウォーターフォール開発だけでなく、アジャイル開発に取り組むことも少なくありません。そうした点で、自分のスキルや経験に幅が出たと感じています。

また、ISIDに入社して驚いたのが、お客様に提案する前の社内レビューが非常に厳しく行われることです。リスク管理などを社内で厳しくチェックされるため、当初はお客様に提供する以前に社内で承認を得るのが大変でした。資料作りなど細部まで一つ一つ向き合っていくことで、ISIDとしての仕事の姿勢を身につけられたと感じます。

ISIDのPMには、案件の進行方法やソリューションの選定などで大きな裁量があり、持てる力をフルに発揮できる環境があるため、裁量権を持って業務に臨みたいと考えている方にはマッチするのではないかと思います。

幅広いソリューションに触れることがスキルアップにつながる

エンタープライズIT事業部 技術ユニット EITコンサルティング4部/K

Kさんの現在の担当業務をお聞かせください。

私が所属するEITコンサルティング4部では、お客様の潜在的な課題を引き出し、新たな取引につなげる顧客深耕型ビジネスに取り組んでいます。そのなかで、私は2つのプロジェクトに携わっています。

1つは、大手企業の基幹システムの運用保守です。私はPMとしてお客様にヒアリングをして課題を把握し、それをどう解決するか組み立て、メンバーにタスクを配分していく役割を担っています。メンバーのなかには今年の新卒社員もいますが、こうした運用保守のプロジェクトは、開発系のプロジェクトに比べて感覚がつかみづらいものです。そうしたメンバーに対しては、「何のためにその作業をするのか」を説明したうえで、指示をするよう心がけています。

もう1つ、医療業界の課題を解決する自社製品の開発プロジェクトにも、PMとして携わっています。自社製品開発は特定のお客様がいるわけではないので、医療業界の方に広くヒアリングをして要望を把握し、製品開発に反映しています。現在このプロジェクトは開発フェーズにあり、パートナー企業に依頼して開発を進めています。私は開発の進捗や品質の管理、ファーストユーザーとの打ち合わせなどを行っています。

ISIDへ入社を決めたきっかけと、EIT事業部でPMとして働くやりがいや魅力をお聞かせください。

私は以前、メーカー系SIerに勤めていました。システムの開発や運用保守といった仕事は現在と変わりないのですが、扱える製品に制約があったため、より広い知見を得たいと考え転職を決意した経緯があります。

その点、ISIDではさまざまなソリューションを組み合わせて提案できるため、これまで扱ったことのないソリューションでも、勉強したうえで提案・導入することで、自分自身のスキルアップにつなげられるのは大きなやりがいですね。

また、前職では1~2人でプロジェクトを進めることが多かったのですが、ISIDはお客様の企業規模が大きいため、プロジェクトの規模やメンバーの数も必然的に大きくなります。お客様やチームのメンバーと試行錯誤しながらプロジェクトに取り組むことで得られる一体感は、これまでのキャリアでは得難いものでした。

研修制度が充実。学び、かつチャレンジできる環境がある

PMとしてキャリアアップするためのフォローや研修体制などについて教えてください。

私はISIDに入社して初めてPMの役割を担いました。当初は不安がありましたが、ISIDにはeラーニングや集合研修など、マネジメントスキルを磨くためのプログラムがしっかり確立しているので、必要な知見を着実にキャッチアップできました。

座学で学んだあとはOJTを通じて実務を学びます。私の場合は、もともとPLとして関わっていた基幹システムの運用保守プロジェクトで、当時のPMが部分的に案件を切り出し、小規模案件のPMを任せてもらいました。PMが近くにいる状況で、OJTの形でPMとしての視座や動き方を経験できたことにより、実践的にマネージャー業務を覚え、スキルを高めることができました。

他にも、ISIDには資格取得を後押しする制度もあります。「AWS」や「Azure」などのベンダーの認定資格をはじめ、さまざまな資格の取得に対して会社が補助してくれます。この制度を利用して、私は「Salesforce」の認定資格を取得しました。

ISIDは、フランクで活発な人、面倒見のいい人が多く、PMにチャレンジする際も先輩方のフォローのおかげで順調にステップアップすることができました。向上意欲があり、新たなことに挑戦したいと考えている方は、ぜひ応募を検討していただけたらと思います。

※出典:ビズリーチ 公募ページ「株式会社電通国際情報サービス」(2023年10月5日公開)より転載

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