
新しいことへの挑戦から得られる経験値が、
高い付加価値を生む。技術を磨き高めることで、
ビジネスを大きく成長させる。
基幹業務ユニット
ビジネスイノベーション部 業務改革グループ
KAWAGUCHI
前職のSIerでは20年にわたって金融業をメインに担当し、最初の10年間銀行向けのオンサイト開発を担当した後、4年程ソリューション営業も経験。その後6年は、新規事業の立ち上げに携わりました。しかし会社の合併で、立ち上げた事業が子会社へ移管されたことを受けて、「自分が実現したいITビジネス」を追求するために、転職しました。転職先としてはプライムベンダーであることはもちろん、「お客様にITで新しい価値を提供できること」を重視して、SIer・ITコンサルを検討していました。
ISIDとの出会いは、エージェントから「少数精鋭で、ITで尖った面白い仕事をしている会社がある」と聞き、興味を持ったことでした。選考の中で徐々にそのイメージが確信に変わり、ISIDへの入社を決意しました。
入社後は金融ソリューション事業部で、メガバンクや政府系金融機関の大規模システム開発プロジェクトに5年間携わった後、金融領域でのRPAソリューションビジネスの新規立ち上げに誘われました。当時はノウハウもなく私自身もRPAがどのような技術なのかをあまり理解していませんでしたが(笑)、ISIDの企業理念の「Agile(まずやってみる)」に則りリーダーを引き受け、今3年目を迎えています。
立ち上げ当時は、金融領域でのRPA活用はまだこれからという段階で、当事業部にもRPAに関する知識や経験を持った人材はいませんでした。そこで、当時既に働き方改革としてRPA活用に取り組んでいた別の事業部からノウハウを集めることから始めました。チームビルディングも並行して進め、RPAに関心のある社員数名を初期メンバーとして教育しつつ、キャリア採用のメンバーも加えてチームを強化し、ソリューション開発、引き合いのあるお客様への提案、とプロジェクト立ち上げを行いながら徐々に事業を軌道に乗せていきました。

この仕事の難しさとやりがいは、コンサルティングからシステム導入までワンストップで担当できることです。
要件定義から導入、立ち上げまでISIDが担当することで、特に「実際に運用するシーンを考慮した設計」を行える点がポイントです。RPAは運用を開始してからが実際のスタート、と言われるほど運用保守に対するナレッジが必要なので、業務におけるRPAの実運用を理解した上で設計を行うことができれば、顧客要望と設計、運用の各段階でギャップを生じることなく、スムーズに業務負荷を削減できる効果的なソリューションを提供できます。
私たちがRPAを提案する時点で、既にお客様がコンサルティングファームと共にRPAに取り組んでいるケースも多々あります。
私たちはその際、コンサルティングファームではカバーできない領域にアプローチしていきました。例えば「RPA運用開始後に出てくるPC環境や利用アプリの影響を受ける課題」にどう対応すべきか、システム導入や運用支援の経験をもとに、リプレイス受注するということを多数経験してきました。そうした経緯もあり、現在も多くの企業からお取引をいただいています。
また、ISIDは新しいソリューションを速やかに顧客提案可能な状態へ持っていくための、研究開発投資にも特長があると思います。最初から莫大なお金をかけて何年も研究するというものではなく、小規模に実験的にまずやってみる、その成果を積み上げていくというやり方です。特に新しいソリューションの場合は現場で実験してみないと、どこまでのことができるか分からない場合が多いため、実業務の中で「まずやってみること」が重要なのです。
実際に私の所属する事業部の定型的な作業を対象にRPA化してみたのですが、そこで実際に使われるものを作った経験によって、チームメンバーが「現場でどう使われるのか」という運用面まで考えた設計・開発ができるようになりました。また、RPAの運用上懸念すべき点も同時に把握できたため、これを踏まえたコンサルティングも可能になったのです。
実践的な研究開発によってリアルな現場経験を積むプロセスを踏むからこそ、ISIDは高いクオリティでソリューション提供ができるのだと思いますし、このように楽しみながら実験し、技術も磨けて仕事に繋がるというのがこの仕事の面白いところだと感じています。

これまでの経験の中でも、特に私が「ISIDらしいな」と感じた仕事は、東京から米国NY現地法人、そしてシンガポール現地法人へ展開したグローバルRPAサポートプロジェクトです。シンガポール現法では初のRPA導入プロジェクトだったため、提案から顧客要望の抽出、要件の擦り合わせ、システム導入と、これまで培ってきたノウハウをフル活用しました。どの業務を適用させるかという選定はもちろん、お客様の業務に合わせてRPAのシステムに担わせるべき部分を見極める提案を行い、現法メンバーにナレッジを共有して業務を無事バトンタッチすることができました。
今でも各現法と月1回情報共有のミーティングを行っており、今度は香港の立ち上げもサポートしています。RPAはお客様の日常業務を支える仕事なので、このようなコミュニケーションから次の相談をいただけるのは嬉しいですね。一般的に規模の大きなシステム開発だと、自分が関わったのはごく一部分だけということも多いですが、RPAは現場に近く、直接利用者の言葉が聞けるので、その点でもとてもやりがいを感じます。
RPAはずっと使い続けるものなので、お客様のビジネス環境の変化や、技術の進歩によるシステムの変更など、さまざまな変化に対応し、常に新しい価値を提案し続けることが重要だと考えています。
もう1つ、ISIDが付加価値の高いソリューションを生み出せるのは、ワクワクする仕事の存在と「Dialogue(互いに語り尽くす)」好きな社員が集まり、いつも活発な議論が交わされていることにあると思います。私も普段から新たなビジネスの種を社内に投げ掛けていますが、今後は社外に対しても発信していきたいと思っています。
ISIDは、「入社したら私はこれがやりたい!」というアイデアや強い思いを持っている人にマッチする会社だと思います。そんな方がいたら是非ISIDというフィールドで、伸び伸びと自由に活躍して欲しいですね。