人材戦略本部 採用推進部
部長 木村 憲司
2024年1月1日に株式会社電通国際情報サービス(ISID)は株式会社電通総研へと社名を変更しました。システムインテグレーターとして多様な価値を提供してきた同社は、今後どのような進化を遂げるのでしょうか。社名変更の経緯とともに、変革期の今、電通総研の一員となる醍醐味について採用責任者の木村憲司氏にお話を伺いました。
当社は、2024年1月1日付で、株式会社電通総研へと社名変更しました。同時に、子会社2社を統合し、電通グループ内のシンクタンク「電通総研」の機能を移管することで「システムインテグレーション」「コンサルティング」「シンクタンク」の3つの機能をコアに据え、SIerの枠組みを超えて、企業や社会の変革をリードする存在を目指します。
私たちは、業界でいち早くシステムインテグレーターを標榜し、事業の転換と拡張を図ってきました。そして2030年までの長期経営ビジョン「Vision 2030」において、社会・企業・生活者からの期待に応え続けるため、多様な人々、多彩なテクノロジー、多種のソリューションを持ち、企業や社会の変革をリードする「X Innovator(クロスイノベーター)」への自己変革を宣言しました。
企業や社会の変革をリードする2030年のありたき姿を考えた時に、電通国際情報サービス(ISID)という前社名に定着した「システムインテグレーター」というイメージから抜け出す必要があると思いました。そして議論を重ねた結果、たどり着いたのが「電通総研」という社名です。
電通総研という社名には、これまで私たちが培ってきた人間魅力や顧客マインドを受け継ぎつつ、社会や企業、生活者に対する洞察・提言・情報発信からソリューションの具現化までを実現し、「X Innovator(クロスイノベーター)となる」という想いを込めています。
シンボルマークは、漢字の「人」と、記号の「×」(かける)がモチーフになっています。
私たちはこれから、人間魅力や技術実装力という強みを生かし、「X Innovator(クロスイノベーター)」への自己変革を加速させ、より一層お客様の期待、社会の期待に応えていくため、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンク機能を融合させます。そして、その事業コンセプトは「社会進化実装」です。
シンクタンクが、社会の進化に資する調査研究活動と、社会や生活者の課題解決に向けた情報発信や提言を行い、社会的な課題意識を醸成。コンサルティングとシステムインテグレーションが、社会課題の渦中にある自治体や官庁、顧客企業に対して、toS(Society/社会)やtoC(Consumers/生活者)を意識した課題提言と解決支援を行う。
この循環こそが企業や社会の進化を実装し、結果として社会課題の解決につながり、生活者への価値提供へつながると考えています。
まず、電通総研としてのビジョンについてお聞かせください。
私たちは長期経営ビジョン「Vision 2030」において、2030年のありたき姿を「社会、企業、生活者からの期待に応える存在」と定めると同時に、システムインテグレーターというイメージからの脱却を宣言しました。
今まで私たちが取り組んできたものの多くは、システムやサービスの導入によって解決が可能な課題でした。しかしこれからは、継続的な成長のために事業をどう変えていくべきかといった「事業課題」や、脱炭素や地方創生などの「社会課題」を解決できる企業になることを目指しています。
そこで、事業課題や社会課題の解決に向けて戦略立案から入っていけるように、コンサルティング領域に強みを持つ子会社2社を統合しました。
当社は従来「X Innovation(クロスイノベーション)」を掲げ、企業や自治体などさまざまなステークホルダーとの連携を強化してきましたが、今後もさまざまなプレーヤーを巻き込みながら、複合的な課題を解決できる企業に進化していきたいと考えています。
電通グループ全体として「BtoBtoS(Society/社会)」という経営方針のもと、「社会課題」に向き合う企業になることを目指しています。今回の社名変更および統合は、そうした電通グループ全体の方向性に沿ったものです。
電通総研として人材にどのように向き合っていきますか。
当社ではトップダウンで物事が決まることはほとんどありません。「これがやりたい」という個人の想いや発信を尊重し、これまでさまざまな事業を推進してきました。
例えば、当社には「AHEAD」という行動指針があります。これは有志のメンバーが社長に提案して作り上げたものです。キャリア入社者が増えていくなかで、これまで当社内で受け継がれてきた文化や風土を明文化し、連帯感を持たせたいという社員の想いが根底にあります。
個人がアイデアや意見、想いを自由に発信できる風土・環境を重視し、それを維持していく。この方針は電通総研となった今も変わりません。
人材戦略本部 採用推進部 部長/木村 憲司
働き方に関する制度・環境面や、入社後のサポート体制について教えてください。
当社では「出社」「在宅」「サテライトオフィス」いずれも標準的な働き方として認められており、出社率は現在30%ほどです。オフィスに集まったほうが高いパフォーマンスが期待できる場合もあれば、個々で集中して作業することが必要な場合もあるため、働き方の基本的な方針は部署長やプロジェクトリーダーが決定しています。その方針に基づき、各自が最もパフォーマンスを発揮できる働き方を選択できます。
キャリア入社者は、入社日から2日間行われる集合研修で同期とのつながりを深めてもらった後、各部門で業務上必要な知識を学ぶための研修を受けていただきます。配属後はメンターが付くほか、人事部が2カ月ごとにフォローアップ面談を行うので、何か困ったことがあればすぐに相談できる環境が整っています。
また当社には同好会制度があり、一人2つまで好きな同好会(コミュニティー)に入ることができます。私は焼肉ジョギング同好会(焼肉を愛するランナーの集い)とAHEADゴルフ同好会(全国大会出場を目指しています)に参加していますが、その他さまざまな同好会で共通の趣味・嗜好(しこう)を持つメンバーが集まり、自由に活動しています。仕事や組織の枠を超えてコミュニケーションを取れる機会はかなり充実していると思います。
当社のキャリア入社者の比率は50%を超えています。新しく参画する方が不安なくオンボーディングができ、会社になじんでいただくための環境づくりには、今後も力を入れていきます。
貴社ではどんなマインドを持つ方が活躍できるでしょうか。
当社はトップダウンではなく、メンバー一人一人の意見やアイデアを尊重しており、「やりたいこと」があれば、それを発信し続けるマインドが大切です。さまざまなバックグラウンドやスキルを持つメンバーが集まっているからこそ、それぞれが自由な発想で活動することで、ビジネスが成長すると考えています。
また、プライムの立場で顧客やパートナーと向き合うため、「人」と向き合う姿勢やコミュニケーション力も大切です。私たちは「HUMANOLOGY(ヒューマノロジー)for the future」という企業ビジョンを掲げておりますが、これは先端技術が日々進化する時代だからこそ、テクノロジーの可能性を広げる「人」の存在を見つめ直し、とことん向き合っていこうという想いが込められています。
「人」への興味関心を持ち、対話のなかで新たな価値を創造したいという方は、必ずや当社でご活躍いただけるでしょう。
木村さんが思う電通総研の魅力をお聞かせください。
一つの会社にいながらさまざまなキャリアを実現できることだと思います。私自身は当社でエンジニアからキャリアをスタートし、営業、海外のグループ法人の社長、そして現在の採用推進部長というように、さまざまな経験ができています。
自分の興味関心に従ってキャリアを歩んできたことに満足していますし、それを転職せずに実現できることが当社の魅力だと考えています。これからは、電通総研となったことで事業の幅がさらに広がるので、より多様なチャンスが得られるようになると思います。
最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
会社を選ぶ際、その会社が成し遂げてきた過去の実績や、将来のビジョンは非常に大切です。しかし最も重視すべきなのは、「その会社が今どういうフェーズにいるか」だと私自身は思います。
事業が非常に伸びており、会社そのものが大きく変わろうとしている当社では、個人の成長のチャンスも豊富に生まれます。電通グループ内外のさまざまなステークホルダーと仕事をするなかで、きっとたくさんの気づきを得られると思います。
新たな未来に向かって大きな一歩を踏みだした電通総研に、今このタイミングで加わってみませんか。興味を持ってくださった方のご応募をお待ちしています。
※出典:ビズリーチ 公募ページ「株式会社電通総研」(2024年1月16日公開)より転載